わたくし権太夫が日本の音階について考察した、全20ページのPDFファイルです。
「はじめに」より
小泉文夫が古代ギリシャのテトラコルドによって日本の音階を説明し、4分類してから半世紀が経つ。曰く、日本の音階にはド─ファ、ソ─ドという完全4度による枠組みが2つ あり、この中にそれぞれ同じ音程の音が 入ることで、各音階を形作るとした。そして この説明の際、完全4度による枠組みを持たなかった呂音階は題材から外された。私はここに呂音階を復興しようと思う。
小泉文夫が古代ギリシャのテトラコルドによって日本の音階を説明し、4分類してから半世紀が経つ。曰く、日本の音階にはド─ファ、ソ─ドという完全4度による枠組みが2つ あり、この中にそれぞれ同じ音程の音が 入ることで、各音階を形作るとした。そして この説明の際、完全4度による枠組みを持たなかった呂音階は題材から外された。私はここに呂音階を復興しようと思う。